元素記号 Ti, 原子番号 22, 比重 4.54, 融点 1690℃の単体の金属です。
大変高価な素材ですが鉄に比べ約40%も軽く丈夫で錆びないことから、チタンはF1などのレーシングカー、航空機、海洋、建設など様々なところで使用されています。しかも人体にやさしい事から眼鏡フレーム、人工関節などのインプラント、アクセサリーとして身近な素材になってきました。
発色は表面の酸化皮膜からの反射光と内部反射光との干渉作用によるものです。
つまり酸化皮膜の厚さにより色が変化するのです。着色方法は大気酸化法と陽極酸化法などがあり、前者は加熱温度により、後者は電圧により色調が変化します。酸化チタンは光触媒にも使用され、抗菌効果もあります。
ここで気付いた方も居られると思いますが溶接ビードの色は「酸化」なのです。酸化の深さによっては強度が低下します。チタンパーツ購入時は溶接ビードの色で検討することも一つの方法でしょう。 |